ワープロやパソコンを用いて行うアルバイトも、主婦がドライアイにかかる原因になっています。
シェーグレン症候群は、免疫の異常によって起こる全身的な病気です。
おもな症状は、唾液や涙が出なくなって□や目が乾いたり、皮膚がカサカサして乾燥するのが特徴です。
発病しても症状の出ない人もいますが、目に症状が現れるとドライアイになることが知られています。
患者の9割が女性で、40歳以上の人に多発する傾向がありますが、治療の難しい病気といわれます。
人はだれでも、年をとればからだは老化して衰えます。
老化現象は、何人たりとも止めることができない自然の摂理で、目も例外ではありません。
目も一定の年齢になると、レンズの役割を果たす水晶体が老化します。
そのため、眼球の調節力は減退し、老視(老眼)と呼ばれる老化現象が起こります。
水晶体の弾力は、すでに10歳ごろから衰えはじめ、20代ぐらいから少しずつ下降し、老眼が症状に現れるのは、個人差はありますが40歳ぐらいからです。
そして、60歳ぐらいまで進行し、それ以降はほとんど弾力性が失われ、調整力がなくなるのがふつうです。
めがねを使用するなど、視力を正しく矯正することが重要になります。
老眼を放置したり、不適切なめがねの矯正は、疲れ目やドライアイの原因になります。
働きが低下した水晶体を無理に動かして見ようとすれば、それだけ目に負担がかかり、疲れ目の要因になるとともに、目全体に悪影響をおよぼし、ドライアイなどの症状を招くのです。
老化による眼精疲労やドライアイを予防するためには、一定の年齢に達したら、老眼かどうか自己チェックして、定期的に目の検査を受けることです。
さらに目の異常をもたらす老眼世代は、生活習慣病が多発する時期とも一致します。
疲れ目が単に生理的に起こる老化現象だけであれば、めがねで正しく矯正し、生活にも注意を払えば、症状は改善されます。
しかし、老眼鏡を正しく用いても目がすぐに疲れたり、かすんだり、またドライアイなどの症状を伴う場合は、背後に病的なものが潜んでいることも考えられます。
とくに、目の異常に全身症状を伴うときは、生活習慣病の警告であることも多いので要注意です。
目の様子がおかしいと感じたら、1日も早く医師の診断を受けるようにしましょう。
からだのどこにも異常がないのに、40歳を過ぎて小さな文字が読みづらくなったら、まず老眼が疑われます。
老眼は日常生活を不便にするので、当然めがねで視力を矯正することになりますが、いきなり眼鏡店に飛び込んで新調する方法は、あまり感心できません。
老眼鏡を使用する場合は、ます眼科医の診断を受け、適切な指示のもとにめがねを作るべきです。
医師の指導によって眼鏡店を利用すれば、より目に安全で納得のいくめがね作りができるわけです。
疲れ目、眼精疲労、ドライアイの原因には、いろいろなことが考えられますが、なかでもコンピュータに象徴されるハイテク機器の社会的な普及が、大きな要因になっていることは間違いありません。
私たちは、さまざまな分野でコンピュータの恩恵に浴していますが、一方でそうした機器を操作し利用する過程で、知らず知らずのうちに目を酷使し、ときに緊張を強いられているのです。
こうした現象は働く職場や社会環境にとどまらず、家庭でも日常的に起こっています。
たとえば、個人商店もOA機器がなくては商売が成り立たなくなっていますし、金融機関でのお金の出し入れもすべてコンピュータを操作しなければならない時代です。
また、家庭にいてもパソコンを利用して世界の情報を人手したり、キーボードをたたいて必要な品物を取り寄せたり、予約することもできます。
そして、子どもたちもテレビゲームに熱中しています。
日常生活では、暮らしのあらゆる場面にコンピュータが浸透し、いままで以上に目を使わなければならない状況が、眼精疲労やドライアイに拍車をかける要因になっています。
「VDT」とは、画面表示装置を持ったコンピュータ機器をいいます。
パソコン、ワープロ、テレビゲーム機器をはじめ、自動金銭扱い機やカーナビゲーションなど、さまざまなものが開発されています。
「VDT症候群」は、VDTの扱いによって派生するさまざまな目の症状をいい、いまや国民レベルで広がりを見せています。
「OA病」とは、企業のオフイスオートメーション化が急速に進む中で、OA機器を長時間操作する人に起こる特有な症状をいいます。
顕著な症状としては、疲れ目、眼精疲労、ドライアイなど目の異常と、肩こり、頭痛、めまい、腰痛、倦怠感、ヒステリー、神経衰弱などの全身症状が考えられ、今日では一種の職業病として位置づけられています。
また、近年では、テレビ画面の表示装置による「VDT症候群」が、新たな病気としてクローズアップされています。
VDTは現在、社会のあらゆる分野で急速に普及しつつあり、生活を簡便にする反面、目への悪影響が心配されます。
さらに目に負担を強いるコンピュータ機器の進歩は目を見張るばかりで、現在では性能のすぐれた持ち運びに便利な小型で軽量の新機種が次々に開発され、バージョンアップ化が進んでいます。
携帯用の各種コンピュータ機器は画面やキーボードが小さく設計されているので、使えば使うほど、目に負担を強いることになります。
若い人は、疲れ目の回復力も早く、機器への順応性も高いので、上手に使いこなせばそれほど問題はないと考えられますが、やはり長い時間使えば目を酷使することになり、目に悪影響をおよぼすのは明らかです。
したがって、目を労り保護しながらうまく活用することが、情報化社会を生き抜く秘訣といえるでしょう。
VDTは画面を見て操作するため、慣れない場合や作業が長時間にわたると必要以上に目を使うことになり、OA病と同じように、眼精疲労、ドライアイ、肩こり、頭痛、腰痛、また症状が重いと、目まいや吐き気などを訴えます。
テレビゲームによる子どもたちの視力低下も、「VDT症候群」の一つと考えられています。
今日ではライフスタイルも多様化し、夜型人間も増えています。
夜型の生活は、どうしても目への負担が大きくなるので、眼精疲労やドライアイを助長する要因になります。
人工衛星が撮影した世界の夜の光分布図を見ると、日本列島の夜の輝きには目を見張るものがあります。
こうした夜も眠らない現象は、いまや全国各地に広がり、夜型人間を増大させています。
人間はもともと、明るい太陽の下で活動し、夜は就寝してからだを休めるという生活を長い間続けてきました。
そのため、私たちの目は夜行性ではなく、どちらかといえば昼行性で、けっして夜型に作られているわけではありません。
つまり、暗いところでは視野も狭く、ものを十分に見ることができない構造になっているのです。
人類は、電気の発明により夜でもものが見え、自由に行動できるようになりましたが、電気の光はあくまで人工的なもので、太陽光とは明るさの度合いや性質がまったく異なります。
そのため、人工光のもとでは、昼間以上に目の働きを調整しなければならず、目に大きな負担をかけることになります。
夜型人間の増加もまた、目の異常を多発させる要因になっているのです。
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